ゴルフ初心者レディのグローブの選び方&胸キュングローブ集
「これからゴルフを始めます!」そんなゴルフビギナーさんが、真っ先に用意すべきゴルフグッズとは何でしょうか? それは…“グローブ”! レッスンでも打ちっぱなしでも、常に使うべきアイテムです。 グローブには、快適に練習&プレーするためにこんな役割があります。
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- グリップをしっかり握れるようにする(汗などで滑るのを防ぐ)
- 手を守る(皮むけやマメの防止、紫外線対策、防寒)
- ネイルの保護(割れや欠けを防ぐ)
男性の場合は、握力の弱い利き手と反対の手(右利きなら左)だけにグローブをはめるのが一般的ですが、女性は握力が弱いことや美容的な観点もあり、両手にはめている人が多いです。
グリップをしっかり握れるかどうかは、スイングにも大きく影響するため、自分に合ったグローブを 用意しておきましょう。
1. グローブを選ぶ際のチェックポイント
ゴルフグローブはサイズが命。使用しているうちに手になじんでくるので、ぴったりサイズを選ぶことがポイントです。
1-1. ぴったりサイズを選ぶ
ゴルフグローブは、ファッション用の手袋と違い「手の平の外周」でサイズを決めます。
手の平の外周とは「小指の付け根から約1cm下」から「人差し指の付け根より約1cm下」までをぐるりと計測した長さになります。女性の場合は、19cm~20cmがMサイズの目安です。
手の平はぴったりでも「指の長さが合わない!」という場合は、いくつか試着をしてフィットするものを探しましょう。同じサイズでも、メーカーやブランドによって作りが異なるからです。
もう一つ、ゴルフグローブで言う「ぴったりサイズ」とは、「手の甲のマジックテープがしっかり止まらない」ことが目安。テープがきちんと止まる場合は、サイズが大きいと言えます。「ちょっとキツイかな」と思っても、使っているうちに伸びて、馴染んできます。
また、グローブをはめて手を握ったときに、手の平部分にシワが大きく入らないこともポイント。
グローブのシワはマメができたり、滑ったりする原因になります。 グローブを購入する際は、「サイズ」「フィット加減」「余計なシワが入っていない」ことをポイントに必ず試着をして選びましょう。
1-2. 素材:天然皮革と合成皮革の違い
グローブの素材は天然皮革と合成皮革、人工皮革などがあります。
それぞれに長所・短所があり、フィット感を重視するプロゴルファーは、天然皮革を愛用していることが多いです。しかし、グローブは消耗品なので、アマチュアでは合成や人工皮革製を選ぶ人がほとんど。手入れが簡単で耐久性も高く、お値段もリーズナブル。洗濯もOKなので衛生的です。
ビギナーさんなら、まずは合成・人工皮革製のものから選ぶと良いでしょう。
天然皮革 | 合成・人工皮革 | |
メリット |
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デメリット |
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1-3. 価格
グローブの価格は、ずばり、ピンからキリまで。安価なもの(合成皮革など)なら1000円以下、高価格のもの(天然皮革など)は2万円を超えるタイプもあります。 天然皮革か合成皮革かなど素材の他、撥水加工や発熱素材使用など、特殊加工が施されているかどうかでも価格は違ってきます。
グローブは消耗品なので、ゴルフビギナーさんは、だいたい1500円~3000円のグローブから使用すると良いでしょう。有名スポーツブランドでも2000円以下で見つけることができますよ!
1-4. デザイン
練習すればするほど、グローブの痛みは早くなります。そのため、女性ならいくつか揃えてローテーションするのも良いでしょう。レディースのグローブは可愛いデザインも豊富なので、ウェアに合わせて用意しておいても◎。
1-5. ネイルをしている場合はどうする?
ネイル好きの女性には、指先がカットされた“ネイルカットグローブ”もおススメ。これならオシャレなネイルを見せられますし、グローブの摩擦でネイルカラーが取れてしまうこともありません。 ただ、ジェルネイルの大きなパーツは、グリップを握ったときに邪魔になったり、何かの拍子に取れたりしてしまうことがあるので、ゴルフの際はシンプルネイルが良いでしょう。
出典:FILA公式サイト
2. 人気のグローブブランド
ゴルフ愛好者に人気のグローブブランドをご紹介! 初めてのゴルフグローブ購入でも失敗しないブランドを集めました。予算・機能性・デザインから好みのタイプを見つけてみては?(※価格はすべて税抜です)
2-1. 機能&コスパで選ぶなら
機能性重視の人には、定評あるブランドのグローブがおススメ。コスパも良いのでビギナーさんにも向いています。
<フットジョイ>:オープン価格
出典:Amazon
ゴルフ用品メーカーとして歴史あるフットジョイは、機能性&コスパ面も安心なブランド。 手の形に合わせたフィット感を出すために、高性能な人工皮革“ファイバーソフ”を手の甲に採用し、フィット感&高いグリップ力を実現します。シンプルで機能的なデザインは練習用にもぴったり。
<キャスコ>片手:1500円~
出典:キャスコ公式サイト
合成皮革ながら、通気性と透湿性機能の高い素材が使用され、ノンスリップ加工が施された機能性抜群のグローブ。シンプルなデザインでカラーバリエが豊富。全天候にも対応できるので屋外のレッスンにもガンガン使える。
2-2. オシャレ感重視
ゴルフ初心者だけど、「わかってる~」という絶妙なシャレ感を出すなら、キャロウェイやサボイが人気。主張しすぎないデザインで、機能性とオシャレ感が両立できます。
<キャロウェイ>:約2500円~
出典:Amazon
ゴルフウェア中心のアパレルブランドだけあって、遊び心あるデザインが素敵。ベアをはじめとしたモチーフが、おしゃれなワンポイント。大人可愛いグローブをお探しの人におススメ。
<サボイ>:1800円~(編集部調べ)
出典:Amazon
オシャレ感もあり、機能性も高いサボイは、女性ゴルファーに人気。買いやすい価格帯も魅力です。 ネイルカットタイプも豊富なのでネイル愛好者さんにも◎。グッズやウェアと揃えてもオシャレです。
2-3. スポーツブランド
おなじみのスポーツブランドのグローブは、機能性も高く、練習でも惜しみなく使えるところがポイント。シンプルなデザインが多く、年代問わずに選ばれています。
<ナイキ>:1500円~(編集部調べ)
出典:Amazon
合成皮革ながらも耐久性があり、フィット感が高く、ゴルフビギナーさんにも使いやすい仕様。 普段の練習用として常備するのにぴったりです。やや大きめのつくりなので、小さい手の人は試着必須です。
<アディダスゴルフ>1598円~(編集部調べ)
出典:Amazon
ややタイトな作りのため、ズレにくく、高いフィット感が期待できます。耐摩耗強化パッチやハイグリップ合成皮革が使用され、全天候に対応可能。お手入れもしやすく、ガンガン使える。
2-4. ファッションライターも務める筆者Tが独断と偏見で選んだ「カワ(・∀・)イイ!!」グローブ集
見た目&デザイン重視でチョイスした可愛いグローブをご紹介。自分のキャラに合ったグローブなら、よりいい気分でプレーできますよね。ウェアに合わせてコーディネートを楽しみましょう♪
<Licca>:1800円~
ピンク&ギンガムチェック&ゴールドロゴ! ガーリー派さんの大好物がつまったグローブです。 18cm~21cmまで対応のフリーサイズでグリップ力も抜群のつくり。ウェアのアクセントにもなりそうですよね!
<パーリーゲイツ>:6400円~
バイカラーやスマイルマークなど、遊び心がありながらも、クラス感のあるデザイン。SSサイズから揃うので、手が小さい人はぜひチェックを。カップルでペアにしてもいいですね!
<ビバハート>:6000円~(編集部調べ)
出典:Amazon
スカラップ&フラワー&ビタミンカラーで女子力アップ。手の平側は合成皮革、甲部分は吸水速乾性の糸を使用した素材で、機能性も充実。他にもリボンモチーフやフルーツ柄など女心をくすぐるデザインが豊富です。
<サマンサタバサ>:8000円~
バッグブランドとして有名なサマンサタバサのゴルフウェアライン。指抜きタイプで長い爪やネイルをしている人もOK。手首部分をマジックテープで止めるタイプなので、動かしやすく着脱も簡単。 ウェアとコーディネートすれば、ゴルフスタイルも人と差をつけられます。
<MARK&LONA>:9000円~
高級シープスキン製で高いフィット感とグリップ力がある上、小さなスカルがラグジュアリー感を醸し出すグローブ。芸能人の愛用者も多いそう。練習用には少しもったいないけれど、コースデビューやオシャレな場所でのゴルフレッスンに勝負用として選びたい1品です。
3. グローブはどこで買う?
どんなグローブがいいか、イメージが決まったらいよいよショップへGO!
初めてグローブを買うなら、試着ができるリアル店舗へ行くのが最適です。スポーツショップ、ゴルフ用品専門店、ブランド直営店、デパートのゴルフ用品フロアを利用すると良いでしょう。他にはゴルフスクールの併設ショップの利用もおススメです。店舗にはゴルフの知識がある店員さんがいるので、サイズ選びなどで迷っても、計測してくれたりアドバイスをしてもらえたりするので安心ですね。
また、自分のサイズが分かっている人は、メーカーのオフィシャルオンラインショップやECサイトで購入するのもアリ。通販ならディスカウント価格で購入できることもあります。ただし、セールやアウトレット品などは返品できない場合もあるので、注意が必要です。
4. グローブのお手入れ方法
グローブは消耗品とはいえ、できるだけ長く使いたいですよね。 素材によってお手入れ方法が異なるため、それぞれの素材に適したケアをしていきましょう。 天然皮革であれば、レザー用のオイルやワックスを薄くつけておいても良いでしょう。
天然皮革 | 合成・人工皮革 | |
洗い方 |
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干し方 |
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長持ちのコツ |
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5. グローブのマナー
いよいよコースデビューをするときは、グローブの扱い方にもマナーがあります。
クラブハウスに入るときに、グローブをはめたまま入場するのはNG。帽子やサングラスも同様です。また、予備のグローブを用意しておくことも必須です。ハプニングで敗れたり、汚れたりしたときの替えやスイング中にしっくりこないときなど、もう1セットあると安心です。
まとめ
グローブはクラブと自分の手をつなぐ大切なゴルフグッズ。グリップ力を高めて、正しいスイングをするためのマストアイテムです。スコアアップのためにも、グローブは妥協なく選びたいですね。