ゴルフの練習でOKな服装とNGな服装はコレ!男女別、季節別のオススメも紹介
ゴルフを始めるにあたって、まずは練習場で打ちっぱなしからスタートする方が多いのではないでしょうか。初めての打ちっぱなしでは服装や持ち物なども気になりますよね。この記事では、
- 打ちっぱなしの練習におすすめの服装
- 必要な持ち物とレンタル可能なもの
- 季節別、男女別の注意点
- ゴルフ場や、インドアゴルフスクールでの服装ルール
などについて説明しています。練習場やレッスンに行く服装でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
1. ゴルフ練習場での服装は自由
<参考画像>
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水上高原ホテル200|ゴルフ練習場「ドライビングレンジ」
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画像のとおり、皆さん好きな格好で楽しんでいる様子がわかります。
1-1. 動きやすい格好ならOK
結論から言えば練習場の服装は自由です。ご自身が動きやすいと思う格好であれば問題ありません。Tシャツにジーンズでも、もちろんゴルフウェアでもOKです。ただし、一般常識レベルの話ですが露出度の高い服装や、周りの人たちに不快感を与える服装はNGです。
1-2. 初心者に多い服装
そうは行っても、初めて練習場に行く方なら「なるべく快適で、かつ無難な格好をしておきたい」という方が多いと思いますので、どんな服を着て練習場に行っているか、筆者の知り合いで最近ゴルフを始めた初心者10人にアンケートをとってみました。
1-2-1. ジャージ(10人中4人)
「長袖長ズボンの薄手のジャージの下に半袖Tシャツを着て、暑くなったら脱げるように」「近所にジョギングに行くときと同じ格好」など、動きやすく速乾性の高い服装で練習場に行っている人がもっとも多い結果になりました。特に冬は、はじめ寒くても体を動かすうちに暑くなってくるため、ジャージなら脱ぎやすいとのこと。
1-2-2. 普段着(10人中4人)
パーカーにジーンズ、といったのラフな格好で練習場に行くという意見もありました。
1-2-3. 仕事帰りの格好(10人中2人)
平日、仕事後に行く場合は「ワイシャツとスラックスのまま」「現場仕事なのでいつも作業着で寄る」という方も。これらの結果からも「基本的にどんな格好でもOK」ということがおわかりいただけたかと思います。
2. 練習場なら靴、シューズはスニーカーでOK
服装の次に気になるのが靴。練習場の場合はスニーカーでOK。革靴やヒールのある靴はNGですのでご注意下さい。
2-1. 履き慣れた運動靴
スニーカー、ランニングシューズなど、運動できる靴ならOKです。ちなみに、ゴルフ雑誌「週刊ゴルフダイジェスト」がツアープロ、トップアマたちを対象に実施した調査では「練習場ではスニーカーを履く」と答えた方が半数以上でした。
2-2. 革靴、ハイヒール、サンダルはNG
打ちっぱなしの足元は人工芝。グリップの効かない革靴ですと転倒の危険があります。また、ハイヒール、スリッパー、ビーチサンダルなども運動には不適切ですので避けて下さい。
2-3. スパイクシューズは△
コースデビュー予定の方は、コースで履くスパイク付きのゴルフシューズで本番を想定した練習をしたい、と思うかもしれません。しかし、練習場は人工芝。コースの芝生のようにスパイクが沈まない(埋まらない)ため、足元が高くなってしまいます。その分ボールを打つ高さやスイングの感覚にずれが生じ、ミスにつながりやすくなります。スパイク付きシューズの出番はゴルフ場にとっておいて、打ちっぱなしではスニーカーやスパイクのないタイプのゴルフシューズを履くようにしましょう。
3. 持ち物はグローブのみでOK
練習場で打ちっ放しをする際に最低限必要な持ち物は「グローブ」です。大手スポーツショップ(スーパースポーツゼビオなど)やゴルフ専門店に行けば、さまざまなデザインのグローブが取り揃えてあります。男性なら利き手じゃない方の手のみ、女性は両手にグローブをはめるのが一般的。価格は1000円程度(両手なら2000円程度)で入手できます。ゴルフグローブは消耗品ですから、最初のころは手頃な価格の商品で十分でしょう。
【スポーツショップチェーン店参考】
・スーパースポーツゼビオ
・スポーツオーソリティ
【関連記事】
・ゴルフ初心者レディのグローブの選び方&胸キュングローブ集
4. レンタル可能なもの
打ちっ放しの練習で必要なものの中には、自前で用意しなくて済むものがあります。「ゴルフは色々準備しなくちゃいけないんでしょう?」と二の足を踏まれている方は少ないないかもしれませんが、レンタルを活用すれば気軽にゴルフの練習をすることができるんです。
4-1. ゴルフクラブ
ゴルフクラブは練習場で借りることができますので、自分のクラブを購入するまでの間はレンタルで問題ありません。
4-2. 靴、シューズ
仕事帰りで革靴で練習場に寄った場合も、シューズはレンタルできますのでご安心下さい。
5. 季節別の注意点
打ちっぱなしは練習とはいえ屋外でおこなうことになりますので、天候や気温も気にする必要があります。特に夏や冬は季節にあった準備をして練習にのぞみましょう。
5-1. 夏の注意点
夏の屋外では、紫外線や熱中症などに気をつける必要があります。
5-1-1. つばのある帽子
練習場の多くは屋根がないため、日差しがガンガン照りつけてきます。熱中症にならないよう、帽子を着用するようにしましょう。眩しくても視界が確保できるようにつば付きのものがベストです。
5-1-2. 日焼け止め&アームカバー
日焼けしたくない方はしっかりと日焼け止めを塗っておきましょう。アームカバーやネックカバーで肌の露出を少なくするともおすすめします。
5-1-3. 虫よけスプレー
練習場の立地によっては、夏に虫がたくさんいる場合もあります。虫刺され対策に虫よけスプレーを持っていくと安心です。
5-1-4. タオルは必需品
汗ふき用のタオルを持っていくことをおすすめします。ただし、長さのあるタオルはスイングの邪魔をしたり、クラブに引っかかる可能性があるため、練習中は首からかけず、打席に置いておくようにしましょう。
5-2. 冬の注意点
防寒対策と同時に、暑くなってきた時体温調節できるよう備えることが大切です。
5-2-1. 脱ぎやすい上着
冬の場合、はじめは寒くても、体を動かすうちに暑くなってきます。簡単に脱ぐことができる上着の下に薄手のTシャツなどを着ておくのがおすすめです。
5-2-2. 長さのある防寒着はNG
マフラーやロング丈のコートはクラブに絡んで危険なので着けないようにしましょう。
5-2-3. 使い捨てカイロ
外にしばらくいることを考えると、使い捨てカイロを衣服に貼ったり手元に持っておくと安心です。
6. 男女別の注意点
練習場は服装自由ですが、周りに不快に思われないための注意点があります。男女別にまとめました。
6-1. 女性の服装の注意点
女性は、気をつけるポイントが男性よりも多いです。服装選びの際にチェックしておきましょう。
6-1-1. スカートはなるべく避ける
スカートの丈が短すぎたり長すぎると、プレーに支障をきたします。ひざ丈くらいのスカートであれば問題ありませんが、動きやすさで考えると、スカートよりもパンツが無難です。
6-1-2.かがんだとき胸元が出ない服
ゴルフではかがむ動きが多くあります。胸元が開いた服はだらしなく見えてしまいますので避けて下さい。
6-2. 男性の服装の注意点
男性は女性ほど難しく考える必要はありませんが、暑いからといってタンクトップや肌着でプレーするのはNGです。逆に男性の場合はゴルフ場でのルールが多くありますので、次の項目で簡単に説明します。
7. ゴルフ場の服装ルール
練習場はあくまでも練習のため、服装にルールはありませんが、ゴルフ場でプレーする場合には服装規定がありますので、ここでは一般的なルールを紹介します。ゴルフ場によってはこれより緩い場合も、さらに厳しい場合もありますので、行く前に施設のサイトをチェックしてください。
7-1. ゴルフにふさわしい服装
一般的に、「ゴルフにふさわしい服装」はどんな格好を指すのか以下に挙げておきます。
7-1-1.(男女)襟付きのシャツ
ゴルフと言えばポロシャツのイメージがある方も多いのではないでしょうか。襟のないクルーネック(丸首)のTシャツでは入れないゴルフ場がほとんどですので注意しましょう。冬であればハイネック、タートルネックの服もOKです。
7-1-2.(男性)長ズボンが基本
プロの格好を見ても、みなさん長ズボンです。スラックスやチノパンを履いています。ハーフパンツの場合は、ハイソックスなどを履く必要があります。また、シャツはかならずズボンに入れてください。
7-1-3.(女性)肌を露出しすぎなければOK
女性の場合、襟付きの服であることは男性と同様守るべきですが、襟があればワンピースでもOK。また、短パンやミニスカートでも問題ありません。ただし、中にレギンスを履いたり、短パンにハイソックスを合わせるなど、肌の露出を少なめにすることをおすすめします。
7-2.履物のルール
「たくさん歩くしスニーカーでも大丈夫そう」とお考えの方もいるかと思いますが、ゴルフ場にはスニーカーで回ってもいいコースと、スニーカーNGのコースが存在します。ゴルフシューズでプレーすることを念頭に置いてください。もちろんサンダルやヒールのある靴はNGですのでご注意を。
8. インドアゴルフスクールの服装
ここまでは打ちっ放しの練習場での服装について書いてきましたが、インドアゴルフスクールでの服装についても触れておきます。
8-1. インドアゴルフも服装は自由
こちらも打ちっぱなしの練習場と同様、服装に特に決まりはありません。室内ですので天候や気温に左右されることなくレッスンに集中できます。
8-2. 普段着の人がもっとも多い
平日のレッスンであれば仕事帰りの服装(上:ワイシャツ、下:スラックスなど)、休日であれば普段着(Tシャツ、パーカー、動きやすいボトムス)の方がもっとも多いです。身体を動かして多少汗をかきますので、気になる方はジャージもおすすめです。
8-3. 持ち物はタオルと靴下
インドアゴルフスクールではゴルフクラブとゴルフシューズを貸し出してくれる場合がほとんど。シューズを借りる場合は靴下が必要です。また、汗ふき用にハンドタオルかフェイスタオルも持っていくようにしましょう。
まとめ
ゴルフ場のコースとは違って、練習場は服装自由であることが理解できたかと思います。打ちっぱなしは屋外の開放的な空間にボールを飛ばすことができ、ストレス発散にもなります。まずは仕事帰りや休日の空いた時間を利用し、気軽な気持ちで楽しむことから始めることがゴルフ上達への近道です。