ゴルフを始める方必見!「そこそこ」できるまでに必要なお金と時間とは?
ゴルフをやったことがない、これから始めてみようとお考えの方にとってのゴルフとは、どんなものでしょうか。
「紳士のスポーツ」「道具を揃えるだけでお金がかかりそう」といった敷居の高さを感じさせるものから、「ひとまずコースを回れるようになるまでにどれくらいの練習が必要なのか」という具体的なものまで、さまざまだと思います。
ゴルフを始める目的がどんなものであったとしても、
「できるだけお金と時間をかけずに『そこそこ』できるようになりたい」
という願望は共通しているのではないかと思います。
この記事ではそこに重点を置いて、できるだけお金と時間をかけることなく、効率良くゴルフに親しんでいただけるよう、今知っておくべき情報を網羅していきます。
1. これからゴルフを始める方へ
ゴルフを始める前に、「なぜゴルフなのか」を一度考えていただき、その上で効率良くゴルフが上達するようになる道筋を探ってみたいと思います。
1-1. ゴルフを始める目的は何ですか?
これからゴルフを始める方に、ここでひとつ考えていただきたいことがあります。それはゴルフを始める目的です。
- 仕事上のお付き合いでゴルフができないと困る
- 人間関係の幅を広げたい
- 趣味の一環として始めたい
- 運動不足を解消して健康のためのスポーツとして始めたい
- プロを目指したい
おそらくほとんどの方にとってゴルフを始める目的が、この中にあるのではないでしょうか。③以降はゴルフを始める目的としてゴルフをスポーツとして捉えていますが、①と②は「仕事や人間関係のツール」としてゴルフを見ていることが窺えます。
さすがに⑤のプロを目指すという目的でゴルフを始めるという方は少ないと思いますので、最も多いと思われる④までの目的を持っている方のために、この記事では解説を進めていきます。
1-2.「そこそこできる」ようになるまで、どれくらいかかる?
この記事をお読みの方の多くが望まれている、「そこそこできるレベル」。これをどのレベルと定義するかにもよりますが、ここでは
おおむね自分が思っている方向と距離にボールが飛ぶようになって、コースを回っても他の人に迷惑をかけることがないレベル
だと定義しましょう。
熱心かつ効率良く練習をすれば、約半数程度のゴルフ初心者が半年でコースデビューを果たしています。ゴルフを始めたばかりの時はコースデビューに納期を決めてしまうのではなく(接待などで納期が決まってしまうこともありますが)、自分で練習をしていてコースに出たくなった時がデビューのタイミングだと思います。その目安が半年程度だとお考えいただくのが良いでしょう。
1-3. ゴルフを始めるのに必要なお金ってどれくらい?
コースデビューまでの期間の次に気になるのが、やはりお金です。人生で初めてゴルフを始めるのですから、道具や服装など何も持っていないのが普通です。詳細は後述していきますが、最初に買い揃える必要があるのはゴルフクラブとゴルフウェア、そして小物類です。かなりざっくりとした計算ですが、これらすべてを揃えるのに中古品などを活用すれば、10万円でお釣りが出るというのが目安です。
1-4. ゴルフを続けるのに必要なお金はどれくらい?
次に、ゴルフを始めた後で必要になるお金についても考えてみましょう。すでにコースデビューをしている人という前提で考えると、毎月1回程度コースを回ったとして10万円少々の費用になります。
その他に練習場を利用したり、消耗品などを購入する費用を合計すると、これもかなりざっくりとした計算になりますが、年間25万円程度と見積もりました。
ゴルフは紳士のスポーツと言われるくらいなのでもっとお金がかかると思われていたかも知れませんが、今では中古品の充実やコース料金の値下げなどによって、他の趣味とそれほど変わらない費用感で十分楽しむことができるのです。
2. ゴルフを始めて「そこそこできる」ようになるまでの道のり
この記事が目指す、ゴルフの「そこそこできる」というレベルに到達するまでの道のりを描いてみました。意外に思われるかも知れませんが、これだけで十分、自己紹介で「趣味はゴルフ」と宣言することができます。
2-1. ゴルフ用品を揃える
最初に、ゴルフ用品を揃えましょう。もちろん最初は中古品で十分です。身近にゴルフをやっている人がいれば、道具を借りて練習場に行っても構いません。ゴルフ練習場でクラブのレンタルサービスを利用することもできます。
ただ、ゴルフ用品はその人の体型に合わせたものを使うのが良いので、ある程度の練習をこなしたら自分専用のゴルフクラブを買ったほうが上達も早いと思います。
ゴルフ用品店に行って、以下のものを揃えましょう。
- ゴルフクラブ(ドライバー、アイアン、ウェッジ、パターなど)
- ゴルフウェア(最初は1セットでOK)、帽子またはサンバイザー
- 小物類(ゴルフ用グローブ、ティー、ボール、ボール入れなど)
これらの詳細については後述しますが、まずは「これだけあればOK」というイメージをつかんでください。
2-2. ゴルフのルールやマナーを勉強する
ゴルフが紳士のスポーツと言われるのは、単にお金持ちだけのスポーツだからではありません(昔はそうだったかも知れませんが)。むしろマナーを重んじるスポーツであることから、紳士のスポーツと呼ばれているのです。
ゴルフのルールやマナーについてはこの記事でも解説しますが、練習場やコースなどに出る際には、これらのマナーを最低限身につけてから出かけるようにしてください。
2-3. 練習場で練習をする
日本全国各地には、たくさんのゴルフ練習場があります。おそらくお住まいの地域にも練習場があるはずなので、最寄りの練習場に行ってまずは打ちまくってみましょう。真横に飛ばさない限りは人に当たる心配もありませんし、そんなに料金が高いわけではないので、気軽に行って慣れることが重要です。
2-4. ゴルフ場でコースを回る
練習場で練習を積んだら、いよいよコースデビューです。ゴルフはゴルフ場でやるものなので、コースに出たらゴルファーとして一人前です。他のプレーヤーの迷惑にならないようにプレーをすることや、マナーを守ることなど注意点がいくつかありますので、それについては後述します。
3. ゴルフを始めるのに必要なもの
ゴルフを始めるにあたって、最初にすることは「必要なものの準備」です。ここではそれぞれの項目別に、何が必要か、どれくらいのお金が必要かを解説していきます。
3-1. ゴルフクラブ
ゴルフを始めたばかりの時は人からの借り物で練習をしても良いですが、コースを回ることを前提に練習をするのであれば、自分専用のゴルフクラブを用意するべきです。その方が上達も早いですし、コースを回る時は自分のゴルフクラブが必要だからです。
必要なゴルフクラブ一式がセットになったもののことをゴルフセットと言いますが、ゴルフセットは以下のような内訳になっています。
- ドライバー(第1打に使用)
- フェアウェイウッド、ユーティリティ(第2打目以降に使用)
- アイアン(細かいコントロールを要する時に使用)
- ウェッジ(ボールをグリーンに乗せるために使用)
- パター(グリーン上でホールを狙うために使用)
これらの内訳を最低限揃える形で、11本程度を揃えればおおむねどんな場面でも打つことができます。その11本とは、
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- アイアン5本(5番から9番)
- ウェッジ3本(ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、アプローチウェッジ)
- パター
というのが初心者向けの基本パターンです。これらはすべて中古でも売られているので、最初は中古で十分だと思います。
3-2. ゴルフ用の服装
どんなスポーツにもユニフォームや適した服装があるように、ゴルフにもゴルフにふさわしい服装があります。男女ともに前提になるのは、襟付きのポロシャツです。テレビ中継されているゴルフトーナメントなどを見ていても、ほぼすべての選手が襟付きポロシャツを着ています。
下半身の服装については男性であればロングパンツ、女性はスカートやショートパンツなどになります。こちらもテレビに登場するゴルファーの服装を見ていると合点がいきやすいと思います。
それと重要なのが、帽子かサンバイザーです。いずれかを着用することが必須なので、最初に好みのものを揃えるようにしましょう。帽子についてはキャップをかぶっている人が多いですが、年配の男性などハットタイプのものをかぶっている人もいます。
ゴルフの服装は一見自由に見えますが、実は細かいルールがあるのでそれを守るようにしてください。
3-3. ゴルフボールなどの小物
ボールについては、最初はロストボールといって中古のもので十分です。というのも、初心者のうちはボールをかなり使ってしまうことになるため、新品のボールである必要はないからです。
これ以外にもマーカーやグリーンフォーク、目土袋なども持っていると安心ですが、これらの用品はゴルフ場にも備え付けられているので最初から無理に買い揃える必要はないと思います。
3-4. 最初は安いものから買い揃えよう
以前と比べると、ゴルフを始めるのに必要な用品類はずいぶん安くなりました。中古のゴルフクラブも充実していますし、服装なども高いものから安いものまで選べるようになっています。
ゴルフを始めるのにあたって、最初は安いもので構いません。最近は安いものでもおしゃれなゴルフウェアも多くなっているので、1万円以下でも良いものがたくさんあります。
4. ゴルフのルールやマナーの基礎知識
ルールやマナーを重んじるスポーツだけに、ゴルフを始めるのにあたってこの部分はしっかり押さえておきたいところです。ゴルフのルールや独自の概念などを解説します。
4-1. ゴルフの基本ルール
これからゴルフを始める方の多くは、簡単なゴルフのルールをすでにご存じだと思いますが、念のために概要だけ解説しておきます。
ゴルフは第1打となるティーショットから何打でボールをカップに入れることができるかを競うスポーツです。少ないほど順位が高くなり、18ホールすべてを回った時に最も打数が少なかった人が優勝です。
それぞれのホールには基準となる打数が決められており、その打数と同じだけの打数でカップインをすれば「パー」、1打少なければ「バーディ」、2打少なければ「イーグル」と呼ばれます。逆にパーより打数が多くなった場合は1打多いのが「ボギー」、2打多いのが「ダブルボギー」となります。
いかに少ない打数でホールアウトするかを競うスポーツなので、それぞれのショットの正確性が勝敗を分けます。
4-2. ゴルフは紳士のスポーツ
テレビで中継されているゴルフトーナメントの風景を思い起こしていただいて、そこにはあらゆるスポーツにありがちな「ある人」がいないことにお気づきでしょうか。それは、審判員です。他のあらゆるスポーツには主審や副審などがいるのに、ゴルフにはそれがいません。
これはゴルフが紳士のスポーツだと言われるゆえんのひとつで、自分が何打打ったのかを記録するのは自分自身です。つまり、そこで打数をごまかしても審判に咎められることはないのです。そこで打数をごまかすのは紳士ではないので、プレーヤーのモラルに任されているわけです。
その他にも紳士たる振る舞いが求められるスポーツなので、マナーについては次項で解説します。
4-3. 押さえておくべきゴルフのマナー
ゴルフの練習場とゴルフ場、それぞれの場所におけるマナーについて解説します。これはゴルフを始める方にとって大切なことなので、ルールと同じくらいしっかりと身につけてください。
4-3-1. ゴルフ練習場
ゴルフ練習場は、またの名を「打ちっぱなし」とも呼ばれます。その名の通り、練習場ではずらりとゴルファーが並んで、広いスペースに向けてボールをどんどん打ち込みます。打ったボールは練習場で借りているものなので、打ったボールを拾いに行く必要はありません。それゆえに「打ちっぱなし」と呼ばれています。
ゴルフ練習場ではそれぞれのゴルファーが集中して自分のフォームをチェックしたり、打球のクセなどをチェックしながら打ち続けています。その邪魔をしないことがマナーの基本です。具体的にNGだとされているのは、以下のような行動です。
- 大声で話す、笑い声を出す
- 携帯で話す、携帯の着信音を鳴らす
- 他のゴルファーに近づきすぎる
- 備品、設備などに不用意に触れる
基本的には他のゴルファーの集中力を削ぐようなことをしないこと、そして危険なことをしないことに気を付けていれば大丈夫です。
4-3-2. ゴルフ場
ゴルフ場でも、もちろんマナーが重視されます。練習場よりもマナーが重視される空間なので、しっかりと押さえておいてください。ここで気を付けたいのは、他のプレーヤーの邪魔をしないことと、さらに自分たち以外にラウンドをしているグループの迷惑にならないこと、などです。
それでは具体的なNG行為を挙げてみましょう。
- 他の人がアドレス(構え)に入った後に音を立てる
- 喫煙
- スロープレー(プレー内容によって他のプレーヤーを待たせてしまう)
- 人がいる近くで素振りなどをする
- 打とうとしている人の視界に入る
- 前の組がいるところにボールを打ち込む
これらの基本的なマナーに加えて、特にグリーン周りでは以下のマナーを心がけてください。ポイントは「グリーンを傷めない」ことと「他のプレーヤーの邪魔をしない」の2つです。
- 芝は生き物なので、静かにグリーン上は静かに歩く
- ボールマーク(ボールが落ちた時のくぼみ)を直しておく
- カップの際を踏まない
- 他の人のパッティングラインに立たない、踏まない
- 他の人のパッティングラインに自分の影が重ならないようにする
- 外した旗はグリーンの外に置く
グリーンはゴルフ場の顔とまで言われる場所だけに、ゴルファーに求められるマナーもかなり細かいものとなります。
5. ゴルフ練習場で打ってみよう
ゴルフを始めてからコースデビューをするまでは、まずは練習場で基本を身につけることから始めます。もちろんコースデビューをしてからも上達するためにもお世話になるところなので、練習場をしっかり使いこなしましょう。
5-1. ゴルフ練習場ってどんなところ?
ゴルフ練習場というと、大きな敷地に緑色のネットが張られていて、そこでゴルファーがどんどんボールを打ち込んでいく光景を想像される方が多いと思います。これは「打ちっぱなし」と呼ばれるゴルフ練習場で、広い敷地が必要なので少し郊外になっているところなどでよく見かけます。
それとは別に都心部ではインドア型のゴルフ練習場もよく見かけます。こちらはビルの中でも設置可能なので、会社帰りや休憩時間などに「ちょっと練習」というゴルファーも多くいます。また夏や冬などはインドア練習場だと空調が効いているので、とても快適だというメリットもあります。
5-2. ゴルフ練習場の標準的な料金
屋外型とインドア型、それぞれのゴルフ練習場を利用するとどれくらいの料金が必要になるのか、こちらもゴルフを始める方にとっては気になるところだと思います。
それぞれ大まかな相場を、以下の表にまとめました。
屋外練習場
都心や近郊 | 地方 | |
入場料金 | 300~500円程度 | 300円まで |
ボール(平日料金) | 1球あたり10~20円程度 階数が上がると安くなる |
1球あたり5~10円程度 階数が上がると安くなる |
ボール(休日料金) | 1球あたり15~40円程度 階数が上がると安くなる |
1球あたり5~10円程度 階数が上がると安くなる |
夜間照明料金 | 300円程度(無料の場合もあり) | おおむね無料 |
インドア練習場
都心部 | 地方 | |
入場料金 | 数百円 | 無料 |
1時間あたりの料金 | 数千円 | 500~600円程度 |
この傾向から分かることは「平日」「地方」を狙うと、とても安く練習できることが分かります。平日の昼間に時間を取れる方や、地方にお住まいの方、地方型の練習場近くに行く用事がある方などは、その環境や立場を大いに利用するべきだと思います。
5-3. 早く上達するための工夫
早くゴルフを上達させたいというのは、ゴルフを始めた方の全員に共通することです。そこで早く上達するためのポイントをピックアップしてみました。
- 少なくとも3日に1回は練習に行く
- 身近に上手な人がいたら一緒に練習に行く
- スクールを受講する
人間の身体機能には、72時間の運動メモリーという特性があります。体を動かして習得したことは72時間程度体が記憶しているものの、それを過ぎると徐々に忘れていくため、次に同じ運動をした時には失った分を取り戻すところから始める必要があるそうです。この特性をいかして、72時間=3日に1回は練習をするようにすると運動メモリーが効いているので忘れることなく上達させることができるというわけです。
身近に上手な人がいるのであれば、その人のスイングやフォームを見るだけでも参考になりますし、アドバイスをもらうことができれば理想的です。そういう人が身近にいなければ、多少お金を使ってでもスクールを受講するのも効率の良い上達法です。
6. ゴルフ場デビューをしたら一人前!
3ヶ月から半年程度の練習期間を経て、いよいよコースデビューです。ここまできたらもう一人前のゴルファーの仲間入りなので、正しいコースの回り方を身につけて、ゴルフを思う存分楽しみましょう。
6-1. ゴルフ場ってどんなところ?
ゴルフ場は、自然の中に作られた広大なスペースです。18ホールで構成されており、それぞれのコースには規模の大小や障害物などといった変化がつけられており、ゴルファーを楽しませる工夫が凝らされています。
1つのホールはティーグラウンドからグリーン、そしてカップまでのコースとして構成されています。中央の芝が整備されている部分のことをフェアウェイ、その周辺にある茂みの部分をラフといいます。ラフより外側はコース外となり、そこにボールを打ってしまうとOBとして1打加算となります。
その他の障害物として、コースによってはバンカーという砂地や池、木の植え込みなどがあります。バンカーはゴルファーが入れる場所なので自力で脱出することもできますが、池に入ってしまうと「池ポチャ」といって1打加算で池のほとりから打ち直しとなります。
6-2. ゴルフ場の標準的なプレー料金
ゴルフ場と言ってもピンからキリまであるので料金を一概に言い切ってしまうことはできないのですが、平均的なプレー料金は1日8,000円くらいだとお考えください。これ以外にゴルフ場で使ったお金(ロッカー、カート、食事、物販など)が加算されますが、それを足しても1万円台といったところです。
このゴルフ場のプレー料金を初めて知った人の多くは意外に安いという印象を持たれるようですが、それはバブル期のゴルフ場で時間が止まってしまっているからかも知れません。
これなら毎月ゴルフ場に行っても、年間で10万円台の出費で済みます。他の支出と比べてもそれほど突出して高いわけではないことを、ここでお伝えしておきたいと思います。
6-3. ゴルフコースの回り方
ゴルフ場では、コースを1つずつ回ってプレーをします。同じグループでプレーしている人たちと一緒に回るため、そのグループの全員がカップインした時点で次のホールへ移動という流れになります。
ただし、ゴルフ場では自分たち以外のグループもプレーをしています。自分たちが早くそのホールでのプレーを終えたとしても、前のグループがまだ次のホールでプレーをしている可能性があります。その場合は前のグループが終わるのを待ってから次のホールへと進みます。
この逆も然りで、自分たちのプレーが遅くなってしまうと次のグループ自分たちのいるホールでプレーできなくなります。そのため、「プレーファースト」といってできるだけすみやかに行動をして他の人を待たせないという心構えが必要です。
6-4. ゴルフだけでなくゴルフ場も楽しもう
ルール―やマナーの多さは、ゴルフの大きな特徴です。これも紳士のスポーツと呼ばれるゴルフ特有のものなので、しっかりと身につけていただきたいと思います。
こうしたゴルフの事情を知るにつれて、やってはいけないこと、心構えなどが多くて窮屈に感じる方もおられるかも知れませんが、それを感じるのも最初だけです。すぐに慣れて、むしろこうしたマナーがあるからこそ自分も気持ち良くプレーできていることに気づくので、そうなれば立派なゴルファーの仲間入りです。
ゴルフ場は自然の中にあるので、晴れた日には太陽の光がさんさんと降り注いで空気もおいしいでしょう。自然や一緒に回っている人たちとの会話や食事を楽しむ気持ちで、ゴルフの世界を満喫してください。
まとめ
これからゴルフを始める方に、今知っておくべき全知識を順に解説してきましたが、いかがでしたか? これであとは、この記事の情報通りに必要なものを揃えて、練習を積んで、ゴルフ場を楽しむだけです。
一説によるとゴルフ人口は潜在的な人たちも合わせると2,000万人いるとも言われます。これだけ多くの人たちを魅了しているゴルフというスポーツで、人生の幅を広げてみてはいかがでしょうか。