1. HOME
  2. ゴルフデビュー
  3. 初心者ゴルフファー必見ラウンドデビュー前に覚えておきたいルール
ゴルフデビュー

初心者ゴルフファー必見ラウンドデビュー前に覚えておきたいルール

どんなスポーツでにルールがありますが、ゴルフにもルールがあります。初心者ゴルファーさんでも、もちろんルールを守ってプレーする事が大切です。
こちらの記事では初心者ゴルファーさんがラウンドデビューの際に最低限覚えておきたいルール(一部マナーもあり)をご紹介いたします。ルールを覚えておく事で、他の同伴者に迷惑をかけずに済むことにもなります。全てのルールを正しく覚えるのは難しいですが、競技などではなく通常のラウンドで通用するぐらいで最低限覚えましょう!
※初心者向けにデビュー時に通用する大まかな内容となっており、一部割愛されおりますので、ご了承ください。
詳細のルールを知りたい方は以下の日本ゴルフ協会サイトをご参照ください。
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html
覚えておきたいマナーはこちらを参照しましょう


ゴルフの基本的なルール

ゴルフはスタートしてからホールアウトまでの打数がどれだけ少ないかで競います。
ボールをクラブで打った打数はもちろんですが、ルール違反をした場合にペナルティが1打、2打と追加される場合があります。
ボールを打った数、ペナルティの数を足した数が実際のスコアとなります。
次からはどういった場合にペナルティとなるのか、解説をしていきます。

クラブの本数は14本

クラブの本数は合計14本までとルールで決められています。競技やコンペなど以外ではあまり指摘されることはありませんが、覚えておいた方が良いルールです。

ペナルティを受けるルールと処置

OB(アウトオブバーンズ)

いわゆるOB(オービー)と言われるやつです。白い杭で区切られており、その外にボールが出た場合がOBとなります。
OBの場合は1罰打のペナルティを追加して元の箇所から打ち直しとなります。
1打目のティーショットの場合はティーグランドから打ち直しで3打目、2打目がOBとなった場合は同じ場所から打ち直しで4打目というのが基本です。
しかし、ローカルルールというものがあり、プレー進行をスムーズにする事を目的に前進特設ティ(ほとんどが黄色ティ)から4打目(いわゆる前進4打)でプレーできます。ゴルフ初心者の方は前進4打を選択した方が良いでしょう。
なお、特設ティを使わずにプレーする際で、打った時点ではOBか定かではない場合は暫定球として、OBだった場合のプレーを暫定的に打っておき、
ボールを確認し、OBでなかった場合はそのボールを選択し、暫定球は回収します。OBだった場合は暫定球でプレーを行います。
1打目がOBだった場合は暫定球は3打目で、その暫定球でプレーを進める場合は次に打つのが4打目です。

ペナルティエリア

池などのペナルティを2019年よりペナルティエリアと名称が変わり、赤杭で区切られているレッドペナルティエリアと黄色杭で区切られているイエローペナルティエリアの2種類となりました。レッドペナルティもイエローペナルティもそのままプレーするか、1罰打のペナルティで救済を受けることができます。
そのままプレーを続ける場合は地面にソールして打てます。また木の葉やゴミなどを取り除くことも可能です。
救済の受け方
イエローペナルティーエリアの場合は以下の2つが選択できる
A打った元の位置の戻って、1クラブレングス以内にドロップする
Bペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップする
同じ1罰打なので、基本的にはBを選択した方が良いことが多い

レッドペナルティーエリアの場合は以下の3つが選択できる
A元の位置の戻って、1クラブレングス以内にドロップする
Bペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップする
Cペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、そこから2クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアにドロップ(同じペナルティーエリアでなければどこでも良い)。

バンカーでのペナルティ

バンカー内でボールを打つ前に砂にクラブが触れると2罰打となります。なお、木の枝や石などの自然物は罰なしで取り除くことができます。また、どうしても出すのが困難な状況である場合、2罰打でアンプレヤブルできます。
アンプレヤブルを選択した場合は、カップとボールを結んだ延長線上のバンカーの外で、1クラブレングス以内にドロップできます。

グリーン上でのペナルティ

グリーン上で、マークをせずボールをピックアップした場合には1罰打となります。グリーン上では、他のプレイヤーの邪魔にならないためにもマークをしましょう。

ペナルティ無しで救済を受けられるケース

障害物(人工物)の処置

プレーに影響を及ぼす人工物を障害物と定義されており、動かせる障害物と動かせない障害物で処置が異なります。

動かせる障害物

バンカーレーキ、吹き流し、距離表示の杭、赤杭、黄杭、青杭は障害物はペナルティ無しで障害物自体を動かす事ができます。(OB杭は抜いたりする事はできませんので注意が必要です)

動かせない障害物

カート道路や看板、マンホールなどでスタンスやスイングに影響を及ぼす場合にニアレスポイントを決めて、ホールに近づかない1クラブレングス内にドロップをして打つことができます。
なお、ペナルティエリア内の場合はスタンスやスイングの邪魔になる障害物があっても救済は受けられませんので、注意が必要です。

異常なグラウンド状態

カジュアルウォーターハザード(水たまりなど)や、青杭で囲まれる修理地、モグラなどが作った穴や土の山なども無罰で救済が受けられます。こちらもニアレスポイントを決めて、ホールに近づかない1クラブレングス内にドロップをします。

まとめ

このページでは、ラウンドデビュー前に知っておいた方が良いルールを抜粋して簡潔にご紹介をしました。初心者のうちはルールを厳守することも大切ですが、後ろの組に迷惑をかけないようにプレーファーストを心がけることが最も大切です。コンペや競技でない限り厳密なルールでプレーしなくても特に問題ありません。状況に合わせてプレーファーストを優先した処理をしても良いと思います。初心者と同組でプレーする方も初心者にルールを教えることも大切ですが、徹底しすぎて後ろの組に迷惑をかけるぐらいなら、プレーファーストを優先するように心がけましょう。

定額制でどこよりもリーズナブルに通えるゴルフスクール【サンクチュアリゴルフ】